森との共生

近年、「森林荒廃」という言葉をたびたび聞くようになりました。

健康な森林は、多くの動植物の生態系を守り、生物にとって重要な機能を果たしています。
 また森林は「緑のダム」と呼ばれるように、雨として降った水を土壌にため、ゆっくりと川に流すことで、洪水、渇水を緩和したり、水質保全の働きもしています。 しかし、山に木を植えて植林しただけでは健康な森林にはなりません。

植林した苗木を健康な森林にするためには、苗木を植栽した後、下刈り、枝打ち、間伐といった保育作業を行わなければなりません。

しかし保育作業は、夏季の過酷な作業もあり、多くの労働力をも必要とするため、近年の林業活動者の高齢化、減少等の停滞もあって、必要な作業が行われていないことによる「荒廃森林」が増えてきているのが今の現状です。

これでは安定量・安定価格の外国産材に国産材が太刀打ちできず、過疎の中山間地域では林業労働者の生活が成り立たない状況となります。

そこで、山村の特色や資源を生かした地域づくりのためにも、森林資源を活用した地場産業の振興を図るとともに、山村の安心な生活環境を確保するための基盤整備等を計画的に実施することが必要となります。

現在、森林木質資源を菌茸類の栽培資材に加工して、付加価値をつける取り組みを弊社では行っています。また、低炭素化社会実現に向けて、化石燃料消費を抑えるためにも木質バイオマス燃料の開発にも取り組んでいます。

近年、森林の二酸化炭素の吸収と炭素固定機能が、地球温暖化防止の働きを持つと注目されており、森林で持続的に生産できる木材を利用して、リサイクルや森林バイオマスとして薪や炭を見直すことで、地球温暖化の主原因である石油等の化石資源・燃料の利用も控えることができるともいわれております。

昨今の地球環境問題のためにも、森林の多面的な機能を、理解・維持・活用した上での保全作業を積極的に考えることにより、良質な木材の供給、水源かん養による水質保全、災害に強い健康な森林を作り出していく必要があります。

弊社は森林活動を通じて、森林・林業への理解を深め、人と森林が互いに支え合い、自然を大切にし、人と自然が「共生」していくことのできる社会を目指しております。

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